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仕様書の準備

仕様書は、製作する洋服の「設計図の説明書」にあたるものです。

仕様書は、製作する洋服の「設計図の説明書」にあたるものです。 どのように縫い合わせるか、どんな仕立てにするかなどを職人が理解しやすくするための資料です。

① 仕様書とは?

仕様書には主に以下の内容が含まれます。

  • 絵型(デザイン画や完成イメージ)
  • 各部位の寸法
  • 使用する生地・資材
  • 縫製仕様や仕上げ方法 つまり、「どう作るか」を職人が理解するための共通言語です。 仕様書があると、縫製担当者が対応可否を判断しやすくなり、見積もりもスムーズに進みます。

② 誰が作るの?

仕様書は基本的に パタンナーが作成します。 そのため、型紙を依頼する際に、同時に仕様書の作成もお願いしておくことが大切です。

💡 型紙と仕様書はセットで考えるのが基本です。


③ 「仕様書だけ持っている」状態は意味がない理由

稀に「仕様書はあるけど型紙はない」という方がいますが、 実際の製作ではこれはほとんど意味がありません。 なぜなら、仕様書は本来「完成した型紙に合わせて」書かれるものだからです。 型紙がなければ縫い合わせ方も縫製寸法も確定していないため、 結局は新たに型紙を作り直す必要が出てきます。 つまり、仕様書単体では製作はできません。 型紙ができてから、それに基づいて仕様書を書き直すのが正しい順序です。

④ 仕様書がなくても作れる場合

仕様書がなくても、サンプル製作を行うことは可能です。 ただし、パターンミスがある場合にトラブルがあったり、伝え間違いや認識のズレが起きやすくなります。 依頼時に仕様書があると、

  • 対応可否がすぐ判断できる
  • 見積もりが早い
  • 作業時間の目安が立てやすい というメリットがあります。

⑤ 依頼の順番

仕様書は 型紙の製作が終わった後 に作成するのが基本です。 型紙を作る前に仕様書を作ってしまうと、 最終的に型紙と合わなくなって書き換えが必要になります。

⑥ どんなときに仕様書が必要?

  • 商品展開や量産を見据えている場合 → 専門のパタンナーに「型紙+仕様書」をセットで依頼しましょう。
  • 1回きりの製作・試作など → 仕様書は不要です。依頼の際には製作するアイテムの画像などを準備しておきましょう。

まとめ

  • 仕様書は「型紙に基づく作り方の説明書」
  • 型紙とセットで依頼するのが基本
  • 仕様書だけでは製作はできません
  • 商品化や量産を想定しているなら必須
  • 試作や一度きりの製作なら不要

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